シン・ニホンシ

日本の歴史を新しい視点でとらえ、検証し、新しい未来を考える

108.民謡:日本最古の民謡ナニャドヤラとヘブライ語の共通点

ナニャドヤラは青森県南部から岩手県北部にかけての盆踊りである。ナニャトヤラとも言われる。その踊りは地域による違いや同じ地域でもパターンが存在するという。さてこの歌詞は意味がわからず不思議である。しかし古代ヘブライ語で解釈すればその謎が解けるという。
次の流れで紹介していく。

・ナニャドヤラ(ナニャトヤラ)とは
・歌詞
神学者・川守田英二氏
・歌詞の意味
ヘブライ人にとってのナギャドラヤの示す意味は?
・青森と古代ヘブライの関係
・相撲の「はっけよいのこった」の意味
・相撲の起源
・まとめ

ここでは日ユ同祖論でおなじみの「〇〇はヘブライ語で××だった」系のうち「ナニャドヤラ」の意味、相撲の「はっけよいのこった」の意味を紹介する。

■ナニャドヤラ(ナニャトヤラ)とは
どのような踊りだろうか。YOUTUBEなどで公開されている。↓のサイトは青森県階上町(はしかみちょう)の盆踊りの様子。

www.youtube.com

■歌詞
ナギアトヤーラーヨー
ナギアドナサレダーテ
サーテ
サーイエ
ナガアッイウドヤーラヨー
言葉であるため、その地域のなまりやパターンなどがある。また、聞き取り側の「聴こえ方」次第で文字起こし時に違いが出るそうだ。
※わたくしもWEB上でいろいろ検索したが、言葉が少しずつ異なっていた

神学者・川守田英二氏
川守田氏は日本出身のアメリカ合衆国の日本人教会の牧師。ヘブライ語(ヘブル語)の詩歌の研究家。ナギャドヤラなど日本の民謡や詩歌のヘブライ語解釈を行った。著作に日本ヘブル詩歌の研究(1959年)などがある。彼の著作は日ユ同祖論の根拠として用いられた。

■歌詞の意味
たくさんの言語学者が解読にチャレンジしてきたという。川守田氏によれば次の解釈となるという。
エホバ進み給え
前方にダビデ
仇を払わんとす
イダ族の先頭に
エボバ進み給え
ナニャドヤラの踊りは前衛と後衛に分かれて歌われる。これが進軍歌の名残であるという。この歌が転じて、日本において歌詞が変わっていきながら民謡、盆踊りとして残ったと考えられる。

ヘブライ人にとってのナギャドラヤの示す意味は?
進軍歌であるナギャドラヤは出エジプト時代のイスラエル軍歌、建国歌であるという。ユダヤ人が出エジプトの際におそらく皆を勇気づけ、鼓舞する際に歌われたものと考えられる。また川守田氏は日本に伝承されたヘブライ語を類推し、出エジプトからダビデ王時代を経て、ユダ王国10代王ウジヤ王、そして日本の神武天皇の東征歌として残っている言う。

■青森と古代ヘブライの関係
上記サイトで紹介した「青森県階上町」は三戸である。青森には「戸」のつく地域が一戸~八戸まで存在する。また戸来村(へらい村、現:三戸郡新郷村大字戸来)がある。

■相撲の「はっけよいのこった」の意味
日本の古い文化で意味が分からない言葉のうちヘブライ語で解釈すると意味が通じる言葉がある。例えば日本の国技である相撲の「ハッケ ヨイ ノコッタ ノコッタ」である。ヘブライ語では
投げつけろ!
やっつけろ!
投げたぞ!
やったぞ!
の意味となるそうだ。

■相撲の起源
相撲の起源には「神事」としての歴史と「肉体の鍛錬」のための歴史があるそうだ。神事としては「日本書紀」に記載がある。紀元前23年(垂仁天皇7年)に、野見宿禰(のみのすくね)と當麻蹶速(たいまのけはや)が天皇の前で力比べをしたことが起源とされる。また肉体の鍛錬としては792年(延暦11年)の健児(こんでい)の制から始まり徴兵制を推し進めるため相撲が選抜競技とされた。

■まとめ
・ナニャドヤラ、相撲の掛け声などでヘブライ語で意味がわかる

■感想
・モンゴル相撲の紀元は3世紀頃とされる。ヘブライ人との関連はあるのだろうか。

<参考>
・日本の中のユダヤ 川守田英二
ナニャドヤラ - Wikipedia
川守田英二 - Wikipedia
ナニャドヤラ | 東京七戸会
・大相撲の起源と武士 https://www.touken-world.jp/tips/26158/