シン・ニホンシ

日本の歴史を新しい視点でとらえ、検証し、新しい未来を考える

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

421.安曇(アヅミ)とはなにか・後編

安曇氏に関わる人物や古墳などをとりあげ、古代に何が起きていたかを紐解く。安曇についての後編。また渡来した民族の出自を推定する。次の流れで紹介していく。 ・阿曇連百足・播磨国風土記・揖保郡・石海の里・阿曇連百足・播磨国風土記・揖保郡・浦上の里…

420.古代の駱駝(ラクダ)の献上

正倉院(しょうそういん)は天平文化を代表する建物であり、西域やペルシャからの輸入品がみられる。これよりもう少し早い時代に中東との歴史がみられる。今回は駱駝(ラクダ)の献上を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・推古天皇7年(599年)の駱駝の…

419.安曇(アヅミ)とはなにか・前編

安曇について。まずは長野の地名である安曇野に触れながら、安曇氏に関わる事象をとりあげ、古代に何が起きていたかを紐解く。次の流れで紹介していく。 ・安曇野市(あづみのし)・安曇村(あづみむら)・太平記と安曇磯良(あづみのいそら)・和田都見神社…

418.諏訪の民間信仰・ミシャグジ

諏訪の民間信仰とされるミシャグチを取り上げる。次の流れで紹介していく。・ミシャグジ・大将軍神社・チカト信仰・天白信仰(てんぱくしんこう)・ミシャグチとは何か ■ミシャグジ 中部地方を中心とし、関東、そして近畿地方の一部にまで広がるという精霊に…

417.ヒラブ貝でつながる阿曇比羅夫と底度久御魂(そこどくみたま)、そしてソグディアナ

海人・安曇族(あづみ)と関連のある阿曇比羅夫(あづみのひらぶ)について。サルタヒコと関わる底度久御魂(そこどくみたま)など3神の名前から古代に渡来した民族とその場所をひも解く。次の流れで紹介していく。 ・阿曇比羅夫(あづみのひらふ)・猿田毘…

416.諏訪湖の御神渡(おみわたり)に残るカンド

諏訪の御神渡(おみわたり)について。諏訪から日本の古代を探る。水鳥形埴輪の謎を解く。次の流れで紹介していく。 ・御神渡(おみわたり)・八坂刀売命(やさかとめのかみ)・御神渡に残るカンド・鴨神社の神紋・双葉葵・猿丸太夫・水鳥形象埴輪のコハクチ…

415.葛城氏や鴨氏ゆかりの南葛城の遺跡

今回は葛城氏や鴨氏のゆかりの地とされる南葛城の遺跡を紹介。過去記事にて賀茂氏が中央アジアから渡来した民族、スキタイと推定、より一層の理解が期待される。次の流れで紹介していく。 ・賀茂氏・ヤマト王権の古墳群・ヤマト王権の古墳群:古墳時代の前期…

414.諏訪の御頭祭(おんとうさい)が示すナンバー75のヒミツ

諏訪大社の御頭祭にまつわる話を取り上げる。なぜ祭祀上の儀式にてナンバー75の数が関わるか、数値の意味を示す。次の流れで紹介していく。 ・諏訪大社の御頭祭・御贄柱(おにえはしら)・諏訪大社で鹿の頭を75頭分献じる意味・イサクの燔祭(はんさい)・白…

413.中央アジアから渡来したと考えられるアヂスキタカヒコネと騎馬民族・賀茂氏の関係

阿遅鉏高日子根とは。文献、考古学、世界史の流れ、そして祭りから読み解く。日本古代史に強く影響した賀茂氏とはどこから渡来した民族であったか。次の流れで紹介していく。 ・阿遅鉏高日子根神(あじすきたかひこねのかみ、アヂシキタカヒコネ)・葦原中国…

412.タケミナカタとタケミカヅチ

前記事までにおいて諏訪の縄文~古墳時代、そして金刺氏、物部守谷に関して紹介してきた。今回はタケミナカタ、タケミカヅチを取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・建御名方神(タケミナカタ)・建御雷神(タケミカヅチ)・タケフツ、トヨフツとは・物部…