シン・ニホンシ

日本の歴史を新しい視点でとらえ、検証し、新しい未来を考える

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

431.日中韓の河伯と韓国の解慕漱(かいぼそう、ヘモス)

古代朝鮮、集安高句麗碑にみられた河伯について。河伯は日本書紀の中にも登場する。これまで紹介してきた朝鮮の遺跡・碑文・墓誌などよる考古学的内容を背景としつつ、古代に東アジアで何が起きていたかを探る。次の流れで紹介していく。 ・集安高句麗碑・河…

430.古代朝鮮・中原高句麗碑

古代朝鮮、現在の大韓民国・忠清北道中原郡について。400年代、日本では倭の五王の時代、朝鮮には何が起きていたか。次の流れで紹介していく。 ・中原高句麗碑・石碑の状態・石碑の概要・右側面・前面・左側・寐錦について・寐錦・新羅王の王号について ■中…

429.古代朝鮮・高句麗の集安高句麗碑

古代朝鮮の高句麗、現在の中国・集安市の集安高句麗碑について。次の流れで紹介していく。・集安高句麗碑の出土・碑文・集安高句麗碑の概要・内容について・河伯(かはく) ■集安高句麗碑の出土集安市麻線郷麻線河の西岸で出土した石碑。集安市の村民が発見…

428.高句麗の王権を支えた牟頭婁墓誌の牟頭婁(むとうる)と冉牟(ねんむ)

高句麗の王権を支えた一族に牟頭婁がいる。今回は牟頭婁塚の牟頭婁墓誌を紹介。その登場人物である牟頭婁(むとうる)、そして冉牟(ねんむ)について記す。日月の子との表現が古代史をとく手がかりと考える。次の流れで紹介していく。 ・牟頭婁塚墓誌(むと…

427.好太王碑文と鄒牟王、そしてスサノオの新羅遠征後の日本と朝鮮の関係をつなぐもの

今回は好太王碑文の内容について、日本史との文脈の中で取り上げられることが少ない点を紹介。次の流れで紹介していく。 ・広開土王陵碑(好太王碑文)・鄒牟王の物語(原文)・鄒牟王の物語(訳)・好太王について・平安について・十七世孫について・古事記…

426.朝鮮の遺跡

今回は韓国の遺跡を紹介。日本の古代史状況をふまえ、再度、韓国の遺跡をみる。西方からの渡来が一度ではなく、波状的に、複数の時代に渡って行われたことがわかるのではないか。次の流れで紹介していく。 ・韓国における支石墓・支石墓と日本の古墳の類似・…

425.新撰姓氏録とは何か

新撰姓氏録とは何か。次の流れで紹介していく。・新撰姓氏録(しんせんしょうじろく)・嵯峨天皇(さがてんのう)・万多親王・藤原緒嗣(ふじわらのおつぐ)・皇別・神別・諸蕃・皇別氏族における歴代天皇別の出自数 ■新撰姓氏録(しんせんしょうじろく)古…

424.行基の父・高志才智と祖父の蜂田虎身

前回、行基を紹介。今回は特に行基の父母から古代史の謎に迫る。次の流れで紹介していく。 ・行基・高志才智(こしのさいち)・羊に関連した群馬の多胡碑・蜂田古爾比売(はちだこにひめ)・蜂田虎身(はちだのとらみ)・家原寺(えばらじ)・蜂田虎身の名前…

423.行基と大僧上舎利瓶記

行基について。次の流れで紹介していく。 ・行基・菩提僊那(ぼだいせんな)・猪名部百世(いなべのももよ)・行基と続日本紀・773年条・大僧上舎利瓶記とは・大僧上舎利瓶記の内容 ■行基(ぎょうき)668年~749年にかけて活動した仏教僧。 行基は24歳で受戒…

422.多蒋敷(おおのこもしき)と扶余豊璋(ふよほうしょう)

古事記の成立以前に何があったか。今回は多蒋敷(おおのこもしき)と扶余豊璋(ふよほうしょう)を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・太安万侶と多氏・神八井耳命・伊都許利命(いつこりのみこと)・少子部蜾蠃(ちいさこべのすがる)・多品治(おおの…