シン・ニホンシ

日本の歴史を新しい視点でとらえ、検証し、新しい未来を考える

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

398.羨道、玄室、横穴石室の歴史

羨道(えんどう、せんどう)、玄室、横穴石室について取り上げる日本の古代を探る。ヨーロッパの石器時代までさかのぼり、日本では北部九州にて300年代後半からみられる。次の流れで紹介していく。 ・羨道(えんどう、せんどう)・玄室(げんしつ)・横穴石…

397.太安万侶とジガバチ

前記事では太安万侶の墓誌をもとに判明している太安万侶、そして同時代の奈良の墓誌を取り上げた。今回は太安万侶をテーマとし、わかる古代の事象を取り上げていく。次の流れで紹介していく。 ・多氏(おおし/おおうじ/おほし)・阿蘇君・大分君・多坐弥志理…

396.太安万侶の墓誌とその同時代の奈良の墓誌

古事記を編纂したとされる太安万侶について。太安万侶の墓誌を紹介しつつ関連事項を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・太安万侶(おおのやすまろ)・太安万侶墓誌・勲等について・太安萬侶と同時代の人物の奈良の墓誌・文祢麻呂墓誌(ふみのねまろぼし…

395.日本に渡来したマナセ族~武寧王と継体天皇と尾張目子媛~

日本にマナセ族が渡来していたことを示す。ラテン語のブネイメナシェや隅田八幡鏡に記された人物である継体天皇、武寧王などの関係性から示していく。次の流れで紹介していく。 ・ブネイ・メナシェ・マナセ族・百済の武寧王とブネイ・隅田八幡鏡による日十大…

394.トジコやイラツメが出現する時代~イラはイランのイラか~

トジコやイラツメという人物名を取り上げ、出現するその時代を紹介する。また、イラツメ、イラツコ、トジとも西方に由来があることを示す。特にイラツメやイラツコのイラはイランのイラと関係があるのではないか。次の流れで紹介していく。 ・トジコとトジ・…

393.藤原京は当時は新益京(あらましのみやこ、しんやくきょう)などと呼ばれていた

藤原京とは近年の学術用語であり、当時は「あらましのみやこ、しんやくきょう(新益京)」などと呼ばれていた。次の流れで紹介していく。 ・日本の遷都の歴史・藤原京・シンヤクキョウ・藤原氏の下り藤の家紋 ■日本の遷都の歴史古代の都として平城京や平安京…

392.日本書紀の中のトゥルク系遊牧民・突厥

日本書紀の中に突厥について。次の流れで紹介していく。 ・突厥(とっけつ、とっくつ)・日本書紀の中の突厥・蘇將軍(そしょうぐん)・契苾加力(けいひつかりき)・高句麗の滅亡 ■突厥(とっけつ、とっくつ)突厥とはモンゴル高原で活動していたトゥルク系…

391.匈奴の首都のあったノヨン・オール遺跡と前方後円墳

今回はモンゴルのノヨン・オール遺跡を取り上げる。日本でいう前方後円墳の形式のものが多くあるという。次の流れで紹介していく。 ・ノヨン・オール遺跡・ノヨン・オールの墳墓群・烏珠留若鞮単于 ■ノヨン・オール遺跡 場所はモンゴルのノヨン・オール(ま…

390.船氏王後墓誌(ふなしおうごぼし)

前回、前々回で野中寺つながりにて船氏を紹介してきた。今回は日本最古の墓誌、船氏王後墓誌(ふなしおうごぼし)を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・船氏王後墓誌(ふなしおうごぼし)・西琳寺(さいりんじ)・墓誌の内容・松岳山古墳群・松岳山古墳…

389.野中寺・金銅弥勒菩薩半跏像の中宮天皇とは

海老錠が出土している野々上遺跡(大阪羽曳野市)。その近隣、野中寺(やちゅうじ)は渡来系氏族の船氏(ふねうじ、ふなうじ)と関りがあるとされる。今回はその野中寺が保有していた時期があるという金銅弥勒菩薩半跏像の框(かまち)に刻まれた文字につい…

388.海老錠が出土した遺跡

海老錠が出土している遺跡を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・海老錠とは何か・モンゴルのオラーン・へレム遺跡・大阪羽曳野市の野々上遺跡・野中寺(やちゅうじ)について・千葉県習志野市の谷津貝塚(やつかいづか)・平城京跡の大溝・飛鳥宮跡 ■海…