2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
敏達天皇(第30代)の妻である小熊子郎女、そして天武天皇(第40代)の后である尼子娘(あまこのいらつめ)を取り上げる。天皇と地方豪族の娘との関係から古代を探り、特に天武天皇の海の氏族との関連を人物関係から示す(既に論証されていることではあるが)…
以前、群馬の古代、3万5千年前からの歴史を取り上げた。今回は縄文早期の居家以岩陰遺跡を取り上げる。次の流れにて紹介していく。 ・居家以岩陰遺跡(いやいいわかげいせき)・居家以岩陰遺跡の立地・発掘された個体数など・性別、死亡年齢など・ミトコンド…
今回は、古墳時代頃より時期をさらにさかのぼりながら「マナ」や「マニ」に関わる日本との関連を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・マナとは・黄金の壺とは・マナの語源はメラネシア付近・タイの「マニ族」と縄文人のDNAの類似 ■マナとは日本において…
今回はオキツ、ヘツにまつわる海部氏に関係する籠神社(このじんじゃ)を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・イザナギが禊にて身につけたるものを脱いで生まれた神々(前回より再掲)・邊津鏡、息津鏡・籠神社(このじんじゃ)・海部氏系図・天火明命(…
古事記の原本はみつかっていない。一方、現存する最古の写本は愛知県の大須観音にあるものとされる。なぜ原本がないのだろうか。次の流れで紹介していく。 ・古事記の原本・最古の写本は古事記の成立から約660年・南北朝時代・南北朝時代の1371 年~1372 年…
古代において小国が乱立、やがで大王が現れ、古墳時代を経て律令国家体制が築かれていった。それらの権力闘争の存在はまぎれもない事実だがはっきりと示されることは少ないため不明確である。古事記と日本書紀の成立においても編纂者たちの背景にある権力に…
今回は八柱神社を紹介。関連する八王子神社について取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・四疋田八柱神社(三重県)・四疋田八柱神社近くから出土した銅鐸・片野八柱神社(三重県)・波多瀬八柱神社(三重県)・相鹿上神社(おおかがみじんじゃ)と大鹿首…
わざうた(謡歌)とはなにか。古代史や近代につくられた歌の謎をとく。わざうたは伝統的なテクニックの一種といえる。次の流れで紹介していく。 ・わざうた(謡歌、童謡)・神が子どもの口を借りて歌わせる例・わらべうたや翻訳唱歌など・民謡:金比羅船船(…
過去回にて古代インドとのつながりを紹介した。今回は香川県の金刀比羅宮を取り上げる。なぜ仏教渡来後、インドの神々を祀る信仰があるのだろうか。関連する象頭山(そうずさん)からインドと古代日本とのつながりを記す。次の流れで紹介していく。 ・金刀比…
伊勢志摩の海女が身につけるお守りとは。次の流れで紹介していく。 ・伊勢志摩・伊勢志摩の海女・伊勢志摩の海女が身につけるお守り・陰陽道の渡来・海に潜む魔・トモカヅキ・綿津見のホオリへの助言みられる陰陽道 ■伊勢志摩伊勢志摩は三重県の南東部に位置…
古代のユダヤ人の東方への移動に関する伝承などをまとめる。次の流れで紹介していく。 ・キルギスの建国神話とマナス叙事詩・クリミア半島のチュフート・カレのユダヤ人墓地・中国河南省開封市の重建清真寺記碑・秦氏の祖先とされる弓月の君・余談:イダにつ…
今回は十日戎(とおかえびす)に関連して取り上げる。十日戎の起源に迫る。次の流れで紹介していく。 ・十日戎(とおかえびす)・江戸時代の阪神地域のえびす講・鯛を持つエビスは古代に帰化した神・エビスはエル・今宮戎神社の由緒・西宮神社の御鎮座伝説・…
ユダヤ人には3系統があるとされる。ロシアとウクライナの戦争、イスラエルとハマスの戦争などはユダヤ人とも関わりがある。世界史に影響を与えているユダヤ人について、次の流れで紹介していく。 ・ユダヤ人の人口・3系統のユダヤ人・アシュケナジー・スフ…
今回は古代の阿波国、徳島県鳴門市の大麻比古神社を取り上げる。これより阿波と忌部氏の関連事項を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)・大麻比古大神(おおあさひこたいしん)・五伴緒神(いつとものおのかみ)・…
徳島県の剣山について紹介する。アワからイセに三つの宝を移した手がかりを得る。次の流れで紹介していく。 ・剣山(つるぎさん)・剣神社と大劔神社・宝蔵石神社・祖谷の民謡(いやのみんよう)・つるぎ山と高知県の香美市・高知県の物部川と奈半利川 ■剣山…