シン・ニホンシ

日本の歴史を新しい視点でとらえ、検証し、新しい未来を考える

2024-01-01から1年間の記事一覧

365.秦氏が築いた堰(せき)・葛野大堰(かどのおおい)

京都の葛野大堰(かどのおおい)は秦氏が築いた取水のための堰(せき)、水位を制御する施設である。この葛野大堰は中国・秦の時代の都江堰(とこうえん)と構造が似ているという。次の流れで紹介していく。 ・大堰川(おおいがわ)・葛野大堰(かどのおおい…

364.栃木県宇都宮市の大谷寺とバ―ミヤン石仏が歴史的につながる理由

栃木県宇都宮市の大谷寺について取り上げる。バ―ミヤン石仏との共通点が見られ、実際はアフガニスタンの僧侶が彫刻したものと考えられているという。それはなぜか。次の流れで紹介していく。 ・大谷磨崖仏(おおやまがいぶつ)・大谷寺(おおやじ)・大谷資…

363.埼玉県比企郡吉見町の吉見百穴

埼玉県の吉見百穴を取り上げる。吉見百穴は丘陵の斜面を用いた横穴墓であり、ひじょうに特徴的である。またさきたま古墳群とも近く重要なエリアである。次の流れで紹介していく。 ・吉見百穴(よしみひゃくあな、よしみひゃっけつ)とは・吉見百穴の横穴墓の…

362.秦氏の古墳・蛇塚古墳と天塚古墳

京都府・京都市の右京区、嵯峨野地域は秦氏が開発した地域とされる。蛇塚古墳、天塚古墳などの主要古墳を取り上げつつ、古代の歴史を探っていく。次の流れで紹介していく。 ・嵯峨野(さがの)・垂箕山古墳(たるみやまこふん)・天塚古墳(あまづかこふん)…

361.蘇民将来とは何か、そして巨旦将来の隠れメッセージとは

今回は蘇民将来について取り上げる。次の流れで紹介していく。・蘇民将来(そみんしょうらい)・祇園祭・蘇民将来の呪符木簡・八坂神社と夏越祭・蘇民将来と巨旦将来(こたんしょうらい)・考察:巨旦将来とは何か ■蘇民将来(そみんしょうらい) 各地に伝わ…

360.天皇家の家紋・十六弁八重表菊と古代のシンボルの類似

過去記事にて「家紋や神紋」をテーマとしてユダヤ教やキリスト教とのシンボルの類似を取り上げた。今回は「十六弁八重表菊」を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・家紋や神紋にみるユダヤ教やキリスト教との類似・天皇家のシンボル・菊に関して・菊の御…

359.5人のイラツコ

今回は「イラツコ」について取り上げる。イラツコのつく名前の人物は少なく、古代を知る手がかりとする。次の流れで紹介していく。 ・菟道稚郎子・大郎子(おおいらつこ、稚渟毛二派皇子の子)・波多毗能大郎子(はたびのおおいらつこ)・嶋郎(しまのいらつ…

358.和邇氏族と東大寺山古墳

前回、和邇氏について紹介した。天理市の和邇(わに)から櫟本(いちのもと)のエリアは和爾氏の拠点であったとされる。そのエリアにある東大寺古墳を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・東大寺古墳・漢中平紀年大刀(かんちゅうへいきねんたち)・赤土…

357.応神天皇と矢河枝比売

ここでは矢河枝比売を取り上げる。応神天皇の皇后の一人とされる人物。次の流れで紹介していく。 ・矢河枝比売(やかわえひめ、やかはえひめ)・矢河枝比売と応神天皇の子・女鳥王(めどりのみこ)・矢河枝比売と応神の出会い・応神天皇の三皇子・和爾氏 ■矢…

356.マイム・マイムと救いの井戸

今回は「マイム・マイム」について取り上げる。これによって日本の古代において何が起きていたかの理解を深める手がかりとする。次の流れで紹介していく。 ・フォークダンスとしてのマイム・マイム・マイム・マイム(Mayim Mayim)・旧約聖書と救いの井戸・…

355.プロビデンスの目とアメリカの1ドル札と野口英世の千円札

今回も西洋。キリスト教に由来の雑学、「プロビデンスの目」について、次の流れで紹介していく。 ・アメリカの1ドル札・野口英世の千円札と富士山・プロビデンスの目 ■アメリカの1ドル札 アメリカの1ドル紙幣は1935年に採用されたものである。アメリカの初…

354.真野20号墳・金銅製双魚袋金具と鴨稲荷山古墳・双魚佩とイクトゥス

過去記事にてインドのアヨーディヤーに双魚文様がみられることを紹介した。今回は「双魚」をテーマとし、真野20号墳から出土の金銅製双魚袋金具、そして鴨稲荷山古墳から出土した双魚を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・首露王(しゅろおう)の妃と…

353.埴製枕(はにせいまくら)が出土した5つの古墳

過去記事にて石枕が出土した古墳を取り上げ、石枕と創世記との関係を示した。今回はその枕の材質が石ではない土製の「埴製枕(はにせいまくら)」が出土した古墳を扱う。次の流れで紹介していく。 ・埴製枕(はにせいまくら)が出土した古墳・産土山古墳(京…

352.事代主と綏靖天皇との関係

今回は事代主神(ことしろぬしのかみ)を取り上げる。その事代主神との関係性から綏靖天皇(別称は神渟名川耳尊)を調べる。次の流れで紹介していく。 ・事代主神・事代主神の子供・媛蹈鞴五十鈴媛命(ヒメタタライスズヒメ)・媛蹈鞴五十鈴媛命の名前について…

351.古墳から出土の石枕と創世記との関係

垂仁元年に記述される「山辺道上陵」は当初、垂仁天皇(御間城天皇)の陵、「渋谷向山古墳」を候補地とされていた。しかしその後「景行天皇陵」と治定された古墳である。その渋谷向山古墳から出土した「石枕」をテーマとして紹介する。次の流れで紹介してい…

350.垂仁天皇①~阿羅斯等と比売語曽社~

第11代・垂仁天皇を紹介し、日本書紀に秘められた謎を明らかにしていく。次の流れで紹介していく。 ・垂仁元年・山辺道上陵・垂仁二年十月・纏向の都・垂仁二年是歳・任那の国名の由来と新羅の争いの始まり・垂仁二年是歳・都怒我阿羅斯等・垂仁二年是歳・任…

349.任那(ミマナ)と崇神天皇・御間城入彦(ミマキイリヒコ)

任那(ミマナ)や第10代・崇神天皇を紹介し、日本書紀に秘められた謎を明らかにしていく。次の流れで紹介していく。 ・任那(ミマナ)・額角有人とツヌガアラシト・安羅(あら)・崇神天皇(すじんてんのう)・御間城尊の兄・彦太忍信命(ひこふつおしのまこ…

348.昔于老(せきうろう)と于道朱君と蘇那曷叱知(そなかしち)

前回、新羅をテーマとし、微叱己知波珍干岐と葛城襲津彦を紹介した。その中で倭国と関連し新羅の王・宇流助富利智干が登場した。今回は前回と類似するテーマであるが朝鮮半島史からの視点で倭国とのつながりのある昔于老、于道朱君、蘇那曷叱知の3人の人物…

347.新羅の王子・微叱己知波珍干岐(みしこちはとりかんき)と葛城襲津彦(かつらぎそつひこ)

本記事では新羅をテーマとして古代を明らかとしていく。過去記事にて新羅の微叱己知波珍干岐(ミシコチハトリカンキ)やヤマト王権の古墳群・~前期後半までを紹介。その中で、ヤマト王権・前期の中では池田古墳群・池田9号墳に新羅のミズラをしていると思わ…

346.ヤマト王権の古墳群②~古墳時代の前期後半、馬見古墳群~

ヤマト王権の古墳群をみていく。今回は古墳時代の前期後半、馬見古墳群を取り上げる。このエリアではおおよそ盛衰が南、中央、北へと移動していったとされる。本記事で北、中央、南の順にて取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・馬見古墳群・北群・中央群…

345.紀伊国と武内宿禰、味師内宿禰と微叱己知波珍干岐の関係

これまで和歌山、紀伊国について取り上げてきた。今回は紀伊国と竹内宿禰との関係性を示す。これより武内宿禰の弟と設定される味師内宿禰がミシコチハトリカンキを示しているのではないか、ということを示す。次の流れで紹介していく。 ・武内宿禰(たけうち…

344.ヤマト王権の古墳群①~古墳時代の前期前半、オオヤマト古墳群~

ヤマト王権の古墳群をみていく。今回は古墳時代の前期前半、オオヤマト古墳群を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・オオヤマト古墳群・大和古墳群・柳本古墳群・纒向古墳群 ■オオヤマト古墳群 奈良盆地東南部は大和王権が誕生した地域で、古来から ・倭…

343.古墳時代の到来とヤマト王権の古墳群

弥生時代の終わり頃、奈良盆地の南東部に大型の墳丘墓が出現。その後、約350年にわたって日本の各地で前方後円墳がつくられていった。今回はこれまで取り上げた日本建国史を俯瞰しつつ、その流れの中でヤマト王権の古墳群、概要を示す。 次の流れで紹介して…

342.西洋の民族大移動と東洋の五胡十六国

日本はアジアの東端にあたる。ゲルマン民族大移動、中国の五胡十六国を理解すれば、当時何が起きていたかがよりわかるようになると考えられる。西洋と東洋の間の国々で何が起きていたか。次の流れで紹介していく。 ・西洋の民族大移動・ゲルマン人とは・フン…

341.古代の3女神、トヨタマヒメ、タマヨリヒメ、オトタチバナヒメ

トヨタマヒメ、タマヨリヒメ、オトタチバナヒメを取り上げる。いずれも実在した海神系の神々である。感想では私見を交えたい。次の流れで紹介していく。 ・豊玉姫 / トヨタマヒメ・トヨタマビメとワタツミ・玉依姫 / タマヨリヒメ・五瀬命(ひこいつせのみこ…

340.中国・秦の半両銭が出土した福岡、山口、三重

半両銭をテーマとし、日本の古代を追っていく。次の流れで紹介していく。 ・半両銭・総社村東03遺跡・日本で出土した半両銭 1.福岡県・志摩町御床松原遺跡(みとこまつばらいせき) 2.福岡県・志摩町新町遺跡 3.山口県・下関市武久浜墳墓群 4.山口県…

339.双脚輪状文(そうきゃくりんじょうもん)による九州と和歌山と群馬の共通点

今回は「双脚輪状文」をテーマに古代をさぐる。これより、九州と和歌山や群馬につながりがあったのではないかということを示す。次の流れで紹介していく。 ・双脚輪状文(そうきゃくりんじょうもん)・スイジガイ・和歌山県・岩橋千塚古墳群における双脚輪状…

338.馬冑の出土にみる熊本と和歌山と埼玉の関係

今回は「馬冑」が出土した古墳を取り上げる。九州・ヤマト国のヤマトタケルの東征後、その後の熊本との共通点が残されている。次の流れで紹介していく。 ・馬冑が出土した3つの古墳・埼玉古墳・将軍山古墳・和歌山県和歌山市・大谷古墳・福岡・船原古墳・ま…

337.和歌山三社参りとイソタケル

和歌山市の三社参りに関連する神社を起点とし古代を紹介していく。そしてイソタケルとはどのような人物の象徴であったか。次の流れで紹介していく。 ・和歌山市の三社参り・日前神宮・國懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)・日前神宮と國懸神宮…

336.和歌山の岩橋千塚古墳群

和歌山、岩橋千塚古墳群を紹介。「紀氏」にまつわる古墳群とされる。次の流れで紹介していく。 ・岩橋千塚古墳群(いわせせんづかこふんぐん)・天王塚山古墳と横穴式石室・将軍塚古墳と石棚・前山A2号墳とT字形石室・前山A17号墳と衝角付冑・前山A46号墳と…