シン・ニホンシ

日本の歴史を新しい視点でとらえ、検証し、新しい未来を考える

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

311.ナフタリ族渡来後の淡路島の歴史

前回記事の関連する淡路の遺跡や、淡路のその後について取り上げる。ナフタリ族が渡来していたとするならば、その後の歴史に影響を及ぼしただろうか。次の流れで紹介していく。 ・古代イスラエル文化遺跡とその他の遺跡との対比・そのほか27の遺跡(土地)…

310.淡路島のナフタリ族と古事記のイヨのフタナジマに込められた秘密

淡路(アワジ)にたどり着いた民族とは。また、古事記に残る「伊予之二名島」に込められた秘密とは。次の流れで紹介していく。 ・淡路島にたどり着いていたユダヤ人・古代イスラエル文化遺跡・ナフタリ族のシンボルである鹿の指輪とダビデ紋章の指輪・古事記…

309.エルとは天の使い、磯良恵比須はイソラ・エル

恵比須とは何か。エルとは何か。今回はエルの謎を解くことで、磯良恵比須(イソラエビス)が何を示していたかがわかる。そして同じく磯(イソ)も古代、西方由来の人びとであったのではないかということを示す。次の流れで紹介していく。 ・恵比寿・エルとは…

308.七福神と日本の中のインドの神々~鯛を持つエビスは古代に帰化した神?~

前記事で磯良恵比須を取り上げた。今回は七福神について紹介し、古代における日本とインド方面とのつながりを示したい。このことで恵比須とはどのような民族であったかという疑問を提起する。次の流れで紹介していく。 ・七福神信仰・七福神の構成・恵比寿・…

307.和田都見神社と磯良恵比寿(イソラエビス)

和田都見神社、磯良恵比寿について紹介する。次の流れで紹介していく。 ・和田都見神社・延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)・延喜式(えんぎしき)・和田都見神社の三角鳥居・磯良恵比寿をまつる7つの神社・安曇磯良(あづみのいそら) ■和田都見…

306.山幸彦と海幸彦の釣り針交換物語に込められているのは渡来の起源?

前々記事にて日本国の始まりの手がかりとなるヒコホホデミは紀元前660年頃に生まれた人物ではないかと考察した。今回はヒコホホデミとされる山幸彦(ヤマサチヒコ)と海幸彦(ウミサチヒコ)のエピソードを紹介する。次の流れで紹介していく。 ・山幸彦と海…

305.把頭飾付有柄青銅剣が出土した吉野ケ里遺跡や長門市王屋敷遺跡など5つの遺跡

今回は把頭飾のある柄のある銅剣「把頭飾付有柄青銅剣(はとうしょくつきゆうへいどうけん)」をテーマとし、5つの遺跡をとりあげる。3世紀から4世紀には吉野ケ里遺跡で集落から主力の人たちが移動したことがわかる。次の流れで紹介していく。 ・1.吉野…

304.瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と日本の起源・紀元前660年とは何か

今回はニニギノミコト(瓊瓊杵尊/邇邇芸命)とコノハナノサクヤヒメを取り上げる。ニニギノミコトの活躍した時代を推定し、日本の古代にまつわる物語に秘められた謎をひも解いていく。次の流れで紹介していく。 ・ニニギノミコトとその家族・ニニギと宮崎と…

303.宮崎の西都原古墳群と都萬神社、南九州地方の大古墳

今回は宮崎県の西都原古墳群を取り上げる。そして西都原古墳群の近くにある都萬神社を取り上げる。あわせて南九州、鹿児島の古墳について、次の流れで紹介していく。 ・西都原古墳群(さいとばるこふんぐん)・男狭穂塚と女狭穂塚・男狭穂塚(おさほづか)・…

302.熊本県宇土市の粟嶋神社とスクナビコナ

今回は宇土市の粟島神社、そしてスクナビコナを取り上げる。スクナビコナとはどのような人物であっただろうか。次の流れで紹介していく。 ・粟嶋神社(あわしまじんじゃ)・粟嶋神社の由緒と創建・スクナビコナとは・オオアナムヂとスクナビコナ・播磨国風土…

301.女性首長を葬った10か所の古墳や遺跡

今回は女性首長や有力者を葬った古墳や遺跡を取り上げる。これより女性がそのエリアで活躍できる素地があったという共通の価値観がみられる地域がどこに分布していたかを探る。次の流れで紹介していく。 ・熊本県宇土市:向野田古墳・大分県大分市:築山古墳…

300.古代の人びとにとっての鏡

古代の人びとにとって鏡とはなんだったのだろうか。次の流れで紹介していく。 ・日本における鏡の始まり・神道と鏡・金属製の鏡・明鏡止水・神道の教えと鏡・鏡に映るのは何か ■日本における鏡の始まり 日本に鏡が持ち込まれたのはいつだろうか。弥生時代前…

299.天王日月の銘のある三角縁神獣鏡

三角縁神獣鏡の定義は縁が三角になっていることだが、文字や文様によるパターンが多数存在、定義が難しく分類するにはあいまいなところがある。そこで、三角縁神獣鏡の中でも文字の入った「天王日月」の銘の入った鏡を紹介する。次の流れで紹介していく。 ・…

298.福岡市・吉武高木遺跡からわかる個人墓から特定集団墓への変化と王墓のある奴国、伊都国との違い

前回につづき奴国のあったエリア、今回は吉武遺跡群を取り上げる。なお前記事の須玖岡本遺跡とは14.3kmほど西側に位置にある。次の流れで紹介していく。 ・吉武高木遺跡から見つかった三種の神器・吉武高木遺跡(よしたけたかぎいせき)・3号木棺墓・集団墓…

297.須玖岡本遺跡と多鈕細文鏡の鋳型が見つかった須玖ウタカタ遺跡~紀元前150年頃の奴国の技術~

今回は須玖岡本遺跡、須玖ウタカタ遺跡を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・須玖遺跡群(すぐいせきぐん)・須玖岡本遺跡(すぐおかもといせき)・須玖岡本遺跡・岡本地区の2016年の調査・須玖タカウタ遺跡 ■須玖遺跡群(すぐいせきぐん)所在は福岡県…

296.大分県の川部・高森古墳群

イザナギ、イザナミの出身地である大分県では古墳時代のはじまりにはどのようなものであっただろうか。そこで今回は古墳時代より前の時代から周溝墓などもみられる地域、川部・高森古墳群(かわべ・たかもりこふんぐん)を取り上げる。次の流れで紹介してい…