シン・ニホンシ

日本の歴史を新しい視点でとらえ、検証し、新しい未来を考える

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

341.古代の3女神、トヨタマヒメ、タマヨリヒメ、オトタチバナヒメ

トヨタマヒメ、タマヨリヒメ、オトタチバナヒメを取り上げる。いずれも実在した海神系の神々である。感想では私見を交えたい。次の流れで紹介していく。 ・豊玉姫 / トヨタマヒメ・トヨタマビメとワタツミ・玉依姫 / タマヨリヒメ・五瀬命(ひこいつせのみこ…

340.中国・秦の半両銭が出土した福岡、山口、三重

半両銭をテーマとし、日本の古代を追っていく。次の流れで紹介していく。 ・半両銭・総社村東03遺跡・日本で出土した半両銭 1.福岡県・志摩町御床松原遺跡(みとこまつばらいせき) 2.福岡県・志摩町新町遺跡 3.山口県・下関市武久浜墳墓群 4.山口県…

339.双脚輪状文(そうきゃくりんじょうもん)による九州と和歌山と群馬の共通点

今回は「双脚輪状文」をテーマに古代をさぐる。これより、九州と和歌山や群馬につながりがあったのではないかということを示す。次の流れで紹介していく。 ・双脚輪状文(そうきゃくりんじょうもん)・スイジガイ・和歌山県・岩橋千塚古墳群における双脚輪状…

338.馬冑の出土にみる熊本と和歌山と埼玉の関係

今回は「馬冑」が出土した古墳を取り上げる。九州・ヤマト国のヤマトタケルの東征後、その後の熊本との共通点が残されている。次の流れで紹介していく。 ・馬冑が出土した3つの古墳・埼玉古墳・将軍山古墳・和歌山県和歌山市・大谷古墳・福岡・船原古墳・ま…

337.和歌山三社参りとイソタケル

和歌山市の三社参りに関連する神社を起点とし古代を紹介していく。そしてイソタケルとはどのような人物の象徴であったか。次の流れで紹介していく。 ・和歌山市の三社参り・日前神宮・國懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)・日前神宮と國懸神宮…

336.和歌山の岩橋千塚古墳群

和歌山、岩橋千塚古墳群を紹介。「紀氏」にまつわる古墳群とされる。次の流れで紹介していく。 ・岩橋千塚古墳群(いわせせんづかこふんぐん)・天王塚山古墳と横穴式石室・将軍塚古墳と石棚・前山A2号墳とT字形石室・前山A17号墳と衝角付冑・前山A46号墳と…

335.銅鐸に刻まれたシカ

今回は銅鐸に刻まれている「シカ」をテーマとして古代を探る。いつから鹿はいたか。また銅鐸はいつからつくられたのだろうか。次の流れで紹介していく。 ・長崎県佐賀貝塚からの鹿笛の出土・銅鐸がつくられた年代・銅鐸に刻まれたシカ ①:伝・香川県出土銅鐸…

334.志賀海神社と山誉め祭~阿曇族の祝詞と君が代~

志賀海神社の山誉め祭とは。日本の国家「君が代」と山誉め祭の祝詞は関係がある。次の流れで紹介していく。 ・山誉め祭とは・山誉め祭の祝詞・志賀海神社の歴史 ■山誉め祭とは山誉め祭は志賀海神社の神事。神功皇后の三韓出兵の伝説にちなんだ行事である。 …

333.志賀海神社と神功皇后伝説、そしてシカにまつわる話

今回は志賀海神社および神功皇后伝説を取り上げる。また神功皇后伝説に関連する豊功神社、満珠島、干珠島、忌宮神社を紹介。次の流れで紹介していく。 ・志賀海神社(しかうみじんじゃ)・志賀島の神功皇后伝説・志賀島の金印・志賀海神社の境内の鹿角堂(ろ…

332.いろは歌に記されたイエスとモーセ、そして恵比須

いろは歌とは。どのように成立したのだろうか。またいろは歌のナゾとは。次の流れで紹介していく。 ・いろは歌の成立・いろは歌・いろは歌のナゾ・いろは歌に関する記録・金光明最勝王経・金光明経の漢訳・ゑひもせす・まとめ ■いろは歌の成立47文字の仮名…

331.宗像大社の秋の神事・みあれ祭~アレとマル~

宗像氏と関りの深い宗像大社の「みあれ祭」を取り上げる。また古代の言葉と考えられる「アレ」や「マル」にまつわる話を取り上げる。そして船に「マル」がつく起源を「安曇磯良丸」にあるのではないかという可能性を提示する。次の流れで紹介していく。 ・み…

330.宗像氏とゆかりのある宮地嶽神社と新原・奴山古墳群

今回は宗像氏を取り上げる。宗像大社、そしてその中津宮(大島)に近い新原・奴山古墳群、そして宗形徳善に由来する宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)や宮地嶽古墳を紹介する。次の流れで紹介していく。 ・宗像大社の神宝・尼子娘(あまこのいらつめ)による…

329.上・中・下や底・中・表の位置関係が示す住吉仲皇子との関係

記紀において上、中、下や底、中、表などの位置関係がみられる。この3点の位置関係をテーマとしてスクナビコナやスミヨシにまつわる日本の古代の謎を解く手がかりを得たい。次の流れで紹介していく。 ・1.湯津石村(ユツイワムラ)・2.出雲の神原神社・…

328.家紋や神紋にみるユダヤ教やキリスト教との類似とシンボルの成立

家紋や神紋を取り上げ、シンボルからユダヤ教やキリスト教と古代日本との接点を探っていく。次の流れで紹介していく。 ・大國魂神社の神紋・徳島県美馬市美馬町の吉水遺跡・藤原氏の下り藤の家紋・頭合せ三つ笹竜胆(ササリンドウ)・諏訪梶の葉(すわかじの…

327.四隅にまつわる四角四堺祭とミチ、方形周溝墓、四隅突出型墳丘墓と陰陽道との関係

出雲を中心として広がっていったと考えられている四隅突出型墳丘墓から近畿の前方後円墳が誕生するまでの歴史は今もって解明されているとはいいがたい。そこで「四方」や「ミチ」にまつわる話を取り上げ、墳丘や記紀から陰陽道とのつながりを示す。次の流れ…