2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
兵馬俑といえば中国であるが、モンゴルにも兵馬俑があるという。次の流れで紹介していく。 ・中国の兵馬俑・モンゴルのオラーン・へレム遺跡・ハラーゴル碑文・ザーマル古墳(僕固乙突墓)・日本の高松塚古墳、キトラ古墳 ■中国の兵馬俑 中国の初代皇帝の諱…
前記事にてサカ(Saka)、中央アジアのイラン系遊牧民族を取り上げた。サカはサカイ、あるいはスキタイとも呼ばれる(北方草原民族の全部または一部など諸説あり)ことを示した。今回はスキタイの古墳群を紹介。次の流れで紹介していく。 ※本記事ではサカ(サ…
日本人の歴史の盲点である東洋と西洋以外の中央アジアを取り上げる。今回はサカ、スキタイをテーマとし主にベヒストゥン碑文を取り上げる。これによりアレクサンドロス大王の東方遠征などとつながることで、イラン系の民族やギリシャ人の中央アジアへの流れ…
千葉県木更津市の金鈴塚古墳を取り上げる。また近隣のマリヤの地名が残る真里谷武田を紹介する。次の流れで紹介していく。 ・千葉県木更津の金鈴塚古墳・金鈴塚古墳の出土品・被葬者・馬来田・真里谷・上総国(かずさこく) ■千葉県木更津の金鈴塚古墳 所在…
王冠、特に金冠をテーマとし、金冠が出土している古墳などを取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・韓国・天馬塚古墳の金冠・韓国・大韓民国慶州市の金冠塚・韓国・新村里9号墳の金銅冠・韓国・大邱市の金銅冠 ・茨城県・三昧塚古墳(さんまいづかこふん)…
前々回にて十字の冠が出土した上塩冶築山古墳、前回にてメノラーと十字の中間のようなデザインのある金銅製冠帽が出土した善通寺市の王墓山古墳を取り上げた。今回は石室が完全な十字の形をしている広島県福山市の尾市古墳(十字古墳)を取り上げる。次の流…
前回、出雲の上塩冶築山古墳、十字の冠を紹介。香川・善通寺市の王墓山古墳(おうはかやまこふん)からも金銅製冠帽が出土、十字のデザインがみられる。次の流れで紹介していく。 ・王墓山古墳(おうはかやまこふん)・金銅製冠帽(こんどうせいかんぼう)に…
出雲の上塩冶築山古墳から十字の冠が出土している。次の流れで紹介していく。 ・十字の冠が出土した上塩冶築山古墳(かみえんやつきやまこふん)・上塩冶築山古墳・今市大念寺古墳・まとめ ■十字の冠が出土した上塩冶築山古墳(かみえんやつきやまこふん) …
籠目紋土器について取り上げる。16例の籠目紋土器が出土している遺跡、古墳を紹介。次の流れで紹介していく。 ・籠目紋土器(籠目土器)とは・1.奄美大島の下山田Ⅱ遺跡・2.神奈川県厚木市・3.滋賀県守山市の下之郷遺跡・4.兵庫県加古川市の行者塚古…
前記事では阿蘇ピンク石を取り上げた。今回も阿蘇の石つながりにて、石人石馬を取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・石人石馬・石人石馬の種類・八女古墳群の岩戸山古墳・八女古墳群・鳥取県・石馬谷古墳・石人・石馬が見つかっている古墳・参考:石人・…
九州のヤマトタケルが東征後、熊本と各地とのつながりを示すものがある。そのうちのひとつ、阿蘇ピンク石を取り上げる。あわせて熊本、推古天皇に関連する古墳を扱い、阿蘇が影響した歴史をまとめる。次の流れで紹介していく。 ・阿蘇と各地のつながり・女性…
古代において大和の国を「大養徳国(やまとのくに)」と称していた時期がある。次の流れで紹介していく。 ・107年の中国への遣使と倭面土・卑弥呼の時代とヤマト・大和国・威名大村骨蔵器・鏡王(かがみのおおきみ)・大養徳国(やまとのくに)・調伊企儺(…
古墳から出土する三角型の冠帽の人物埴輪を取り上げる。この人物は古代の祭祀の司教的立場の人物ではないかと推測している。そのため関連するミトラ、キッパ、胡坐について取り上げる。次の流れで紹介していく。 ・千葉県・山倉1号墳出土の三角型の冠帽の女…
滋賀の甲賀市、伊賀市、曽爾村(そにむら)があり、滋賀と三重の県境に倶留尊山(くろそやま、クルソン山)がある。クルソンとは何か。関連する事象を取り上げ、その起源に迫る。次の流れで紹介していく。 ・倶留尊山(くろそやま)・倶留尊山の石仏・宮崎県…
滋賀の甲賀市、伊賀市と南下していくと曽爾村(そにむら)がある。どのような土地か。曽爾村に関連する漆や獅子舞を取り上げ、その起源に迫る。次の流れで紹介していく。 ・曽爾村(そにむら)と漆(うるし)・漆部造兄(ぬりべのみやつこあに)・漆の起源・…
鹿深の地に残る「油日」とは何か。次の流れで紹介していく。 ・甲賀市甲賀町の白髭神社・油日城跡(あぶらびじょうあと)・鹿深の道(かふかのみち)・油日神社(あぶらひじんじゃ)・油日祭と油日神社の奴振(やっこふり)・奴振り(やっこふり)・感想 ■甲…