シン・ニホンシ

日本の歴史を新しい視点でとらえ、検証し、新しい未来を考える

96.アンデス・インカ文明に多い空にまつわる遺物と頂上に台座のあるピラミッド

日本の巨石文明や山型のピラミッド(?)の謎を解く手がかりとして中南米の文明を調べる。頂上が台座となっているピラミッドや空にまつわるオーパーツが多数発見されている。インカ文明は「前文明の大陸が沈んだ際に逃れた人々の文明では」という説もある。真偽はさておき、その内容や年代、場所、物的証拠を調査する。
目次
オーパーツ
 ①コロンビアの黄金ジェット
 ②アンデスのフライング・マン
 ③パレンケの宇宙飛行士(マヤ遺跡)
 ④ナスカの地上絵(ナスカ文明)
 ⑤パルパの地上絵(ナスカ文明)
 ⑥パラカスの地上絵
 ⑦チチェン・イッツァのピラミッド(マヤ文明
 ⑧マヤ文明・ティカル遺跡
 ⑨インカ帝国マチュピチュ
 ⑩インカ神話
・エリア別、年代のまとめ
・メソアメリ
アンデス文明
イースター島のモアイ像
インカ帝国の石組み

オーパーツ
①コロンビアの黄金ジェット
南米コロンビアの首都ボゴタにある黄金博物館に展示されている。西暦500~800年頃のプレ・インカ時代につくられたものだと考えられている。
参考は以下↓
www.nazotoki.com
アンデスのフライング・マン
 アンデス山中で発見された木杯に描かれた絵で「フライングマン」と称される。
 参考は以下↓
perulascamelias.blog49.fc2.com
③パレンケの宇宙飛行士(マヤ遺跡)
メキシコのチアパス州にあるパレンケ遺跡の碑銘の神殿地下から石棺が発掘された。中には男性の遺体が収められている。683年に亡くなったパレンケ王朝第11代のパカル王とされる。その石棺の蓋に不思議なレリーフが描かれていて宇宙飛行士のような人物。

④ナスカの地上絵(ナスカ文明)
砂漠地帯ナスカはペルーの首都リマから400kmのところにある。紀元前100年~紀元後300年のものとされる。上空から描いたと思われるような巨大な絵である。最大で285mにおよぶ。「天文観測説」「宇宙船発着場説」「雨乞い説」「宇宙人落書き説」説がある。最近、山形大の研究グループが2019年6月~2020年2月にかけて調査を実施、その研究で168点の地上絵が新たに発見されたとのこと。公開が待たれる。
参考は以下①↓

mainichi.jp
参考は以下②↓
www.hankyu-travel.com

 ⑤パルパの地上絵(ナスカ文明)
パルパの地上絵もナスカ文明のひとつ。ナスカの地上絵と近いところに存在。認知度が低いのは、最近まで遊覧飛行の対象となっていなかったため。
参考は以下↓
www.otoa.com
 ⑥パラカスの地上絵
ペルーのイカ県ピスコ郡パラカスの海岸沿いにある岸壁に柔らかい砂で描かれた地上絵。カンデラブロとも言われ「燭台」という意味である。約2,500年前のものと推定されている。
参考は以下↓
ja.wikipedia.org
 ⑦チチェン・イッツァのピラミッド(マヤ文明
「ククルカンのピラミッド」や「ククルカンの神殿」とも呼ばれる。メキシコ南部のユカタン半島北部にあるマヤ文明の遺跡のうち後古典期マヤ(900~1100年頃)の最大の遺跡。マヤの最高神ククルカンを祀っている。ククルカンとは羽毛のあるヘビの姿の神で、ケツァルコアトルのマヤ語名である。ピラミッドの北面の階段の最下段にククルカンの頭部の彫刻がある。春分の日秋分の日に太陽が沈むとき、階段の西側にククルカンの胴体が現れる。ピラミッドの階段は9段の階層から成る。4面に各91段の階段が配されている。最上段に真四角の神殿がある。4面の91段で合計364段と最上段の神殿の1段を加えて365段になる。また1面の階層9段は階段で分断されていて合計18段。これがマヤ暦の1年となる18か月5日を表しており「暦のピラミッド」とも呼ばれる。
参考は以下①:動画で確認できる↓

www.youtube.com
参考は以下②↓
チチェン・イッツァ - Wikipedia
マヤ文明・ティカル遺跡
グアテマラにあるペテン低地にあった古典期マヤの大都市の遺跡。政治、経済中心都市として紀元4世紀から9世紀ごろにかけて繁栄した。
参考は以下↓
media.eurasia.co.jpインカ帝国マチュピチュ
15世紀のインカ帝国の遺跡。ペルーのウルバンバ谷に沿った山の尾根にある空中都市。
参考は以下↓
ja.wikipedia.orgインカ神話
インカも太陽信仰である。
参考は以下↓
インカ神話 - Wikipedia

■エリア別、年代のまとめ
ここまで説明した文明はメソアメリカ、アンデス文明にわけることができる。
参考は以下:エリア、時代でまとまっている↓
sekainorekisi.com

■メソアメリ
現在のメキシコ南部、中央アメリカ(グアテマラベリーズホンジュラス、エル・サルバドルの一部)などの地域。オルメカ文化、テオティワカン文化、アステカ帝国、マヤ文化がある。
参考は以下↓:博物館へ来訪された方のサイトで画像で確認できる
・オルメカ
 オルメカ文明 | メキシコ人類学博物館
テオティワカン、トルテカ
 テオティワカン文トルテカテカ文明 | メキシコ国立人類学博物館
・アステカ
 アステカ文明 | メキシコ国立人類学博物館
・マヤ
 マヤ文明 | メキシコ国立人類学博物館
・サポテカ、ミステカ
 オアハカ室 | メキシコ人類学博物館

アンデス文明
南米大陸、ペルーを中心とする太平洋沿岸地帯およびペルーからボリビアへつながるアンデス中央高地に存在した文明。チャビン文化、ナスカ文化、インカ帝国がある。文字を持たない文明である。
参考は以下:世界の窓より
・チャビン文化:チャビン文化
・ナスカ:ナスカ文化
・インカ文明:インカ文明

イースター島のモアイ像
南米チリの島に所在し7・8世紀頃~17世紀頃につくられたとされる。イースター島で発見された複数の人骨から採取されたDNA調査がなされ、ルーツは台湾の南東約60キロ、ランユー島とされている。
参考は以下↓

www.nazotoki.com

インカ帝国の石組み
「カミソリの刃一枚も通さない精巧な石組み」とされる。

参考は以下:石組みを画像で確認できる↓
ラテンアメリカ博物館:クスコ (インカ帝国) ペルー

■まとめ
・太陽信仰をもつ
・ナスカの地上絵などから飛行技術を持っていたはず
・ピラミッドが存在し、高度な建築、天体観測技術を持っていた
・ククルカンのピラミッドは頂上部分が平らであり着陸しやすい構造としているのか
イースター島の人種のルーツが台湾付近、近くの沖縄の海底遺跡が意味することは?

■感想
・複雑な石組みを組み合わせる技術を持っている。異なる文明による発想、技術なのだろうか。
・エジプトのピラミッドとは目的が異なるのだろうか。
・ククルカンのピラミッドは頂上部分が平ら、飛行体が着陸しやすい構造としたのか。
・わたしたちの認識と大きく異なる世界の文明を確認できた。マヤ文明は紀元前4世紀~9世紀でもっとも繁栄したという。中東、西洋、東洋と異なる軸での文明が進んでいた。

<参考>
アンデス文明 - Wikipedia
マヤ神話−おまけ2.マヤとアステカとインカの違い