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100.ガイアの法則が示す地球のバイオリズムと文明の1611年周期移動説

ガイアの法則は千賀一生氏が唱えた、地球にはバイオリズムがあるとする説である。
下記にて概要を紹介する。ご興味を持たれた方は書籍を参考として頂きたい。次の流れで紹介。

目次
・ガイアの法則
・その理論的背景
・第一文明期
・第ニ文明期
第三文明
・第四文明期
・次の周期

■ガイアの法則
1611年周期で文明が盛衰する。22.5°ずつ経度がずれていく。西回りに向かうスピンと、東回りに向かうスピンの2つがある。

■その理論的背景
宇宙には16ビートのリズムがある。地球も、歳差運動周期である25,776年で地軸が1回転する。1回転となる360°を1/16し、経度で22.5°ずつずれていく。一方、25,776年の1/16は1,611年にあたり、これを1周期として文明のホットスポットが移動していく。

■第一文明期
約6,400年前~4,800年前にあたる。東回りのスピンはシュメール文明で東経45.0度。一方、西周りのスピンは前インダス文明で東経67.5度にあたる。シュメールはジグラットを中心とした国家。前インダス文明モヘンジョダロ遺跡。

■第ニ文明期
約4,800年前~3,200年前にあたる。東回りにスピンはインダス文明、東経67.5度にあたる。一方、西周りのスピンはメソポタミア文明、東経45.0度にあたる。

第三文明
約3,200年前~1,600年前にあたる。東回りのスピンはガンジス文明、東経90.0度にあたる。一方、西周りのスピンはギリシア文明、東経22.5度にあたる。

■第四文明期
約1,600年前~現在(2,000年頃)にあたる。東回りのスピンは中国文明(唐)、東経112.5度にあたる。一方、西周りのスピンは欧米文明(アングロサクソン)、東経0.0度にあたる。

■次の周期
そして、これからは東回りでは、東経135.0度、日本にあたるとされる。
↓下記サイトで文明の周期を地図にあてはめ図解されている方がいる。

movie-enta.site

■感想
・ガイアの法則を理解するためには歳差運動、太陽からのエネルギーがポイント
・イメージは次の通り。仮に懐中電灯を地球というボールに対して照射する場合を想定する
・地球の各地で受け取るエネルギーの量は歳差運動に従って変わるはずだ
・半分の13,000年では、最もエネルギーを受けられた時期に対し、反対側となる。
・上記は間氷期にあたる。
・ただし間氷期はただそれだけでは決まらずミランコビッチサイクルなどを考える必要がある。位置とか、熱収支、海流なども影響してくる。

次の記事でミランコビッチサイクルを紹介する。

<参考>
・ガイアの法則 千賀一生